前回登山宣言をしておきながら、未だ山に訪れていない。
そんなことを言うほど僕は忙しくは――ない。
あれから天理にある竜王山と六甲山に登って来ました。
どちらも炎天下の夏山。たいへんシンドカッタ!!
さて、今回は記憶も新しい六甲山の方の感想など。
日程は8月1日(水)、おもいっきり平日である。
今回は最近体型が気になりだした友人と、有酸素運動である。
六甲山という山は神戸にあって、子供の頃何度か登った記憶もあり、
遠足とかで小学生とかも登れるコースがある、初心者向けの山である。
今回は久々なので、以下のエンジョイ・コースを選択。
購入した「山と高原地図」と家にあった「キルビメーター」
でせかせかと距離を図ったり、エスケープ・ルートを探したりしたのだけれど、
インターネットの方が随分と詳しく書いてあありました。
芦屋川駅 ⇒ 高座の滝 ⇒ 風吹岩 ⇒ 雨ヶ峠 ⇒ 東お多福山 ⇒
一軒茶屋 ⇒ 六甲山頂 ⇒ 有馬温泉
しっかり休憩しても4時間ほどかな、と思いながら8時に出発。
芦屋駅から登山道までは芦屋川に沿ってすぐ、
という口コミを見てから行ったのだけれど、意外な急斜面と距離で結構辛い。
登山道に入ると、10分ほどで高座の滝・ロックガーデンと続く。
先に書いておくけれど、このロックガーデンというのが、今回の登山で一番辛かった。
ゴツゴツとした岩山の特異な景観地で、ロッククライミング発祥の地でもあるみたい。
僕らが通ったのは初心者用のコースだったけれど、
舐めてただけに結構キツいものがあった。
急な岩場の連続で、途中、鎖とロープを伝い登る箇所もほんの少しだけある。
一応子供も安全に上れるほどのしっかりした足場はきちんとあって、
実際子供の集団に後ろから抜かれた……。
オマケにその後、風吹岩で子供達に追いついたと思ったら、
先生に集合写真をお願いされる。
多分、学校とかではないと思うけど、後で郵送してやらねばならない。
(しっかり住所を書いた紙を渡される)
例によって僕の写ってる写真が1枚もない…… |
風吹岩を抜けた先は、穏やかなハイキング・コース。
生い茂る緑で日差しも柔らかで、気持ちの良い道のりだった。
「案外楽に登れるね」なんて頂上付近の一軒茶屋でカレーを食っていたのだけれど、
突然のスコールで大雨になる。
台風9号のことは、登山に出る前に情報として知っていたけれど、
まさか本当に土砂降りになるだなんて、という感じである。
山の天気は変わりやすいっていうのを肌で実感する。
レインコートは勿論持って来てない。
参ったなぁ……と思いながらも、その場でひたすら雨をやり過ごす。
他の登山人達は歩いて30分ほどの距離にあるバス亭から下山を考えていたみたいだけれど、
僕らは頂上にまだ到達していなかったので、1時間以上待機して様子を窺う。
何とか小雨になるのを見計らってようやく最高峰へ到達。
空はどんよりとした曇り。一時間以上待機していたから余り感動はなかった。
1000メートルにギリギリ満たない標高931メートル。
無事登頂。
雨も止んだので、そのまま有馬へと抜け、銀の湯で温泉に浸かって帰りました。
久々の六甲であったけれど、この山はいつ登っても良い山だ。
夏景色で写真を撮るような場面もなく、
三脚とかレリーズとか必要なモノを持って来た為に右肩がシンドカッタ。
次回の登頂では荷物を少なくして、レインコートとか、必要な物を持って行こうと思う。
次回の六甲山は諏訪山公園から新神戸のコースの予定。
荷物の整理をしなくては……。
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